まさに「ザ・老害」と言いたくなる記事を読んでしまい、胸糞悪い気分になった。

台風19号で避難して分かったこと (1/2)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1910/15/news057.html

これである。

かつて筆者はここの自治会総務部副部長として避難訓練等にも何度も参加しており、避難の段取り等は分かっているつもりだった。だが実際に被災者として避難してみると、訓練では分からなかったところが見えてきた。今回はそんな話である。

ブコメでもさほど叩かれていないようではあるが、多少指摘も見られる。でも一応書いておく。

受け入れスタッフは皆親切だったが、自治会の人は、防災士の資格を持っている1人が時折様子を見に来る以外、誰もいなかった。訓練では、自治会防災部が中心となって受け入れ体勢を整えることになっていたが、しょせんは素人だ。自治会員自体が被災者となれば、人のことより自分のことを優先させる。

うんうん、そうだね。そして何より自分のことを最優先にしているのがこの筆者である。お前だよ。まさにお前自身だよ。

逃げるのに必死だったのに、現自治会に対しては避難者を救済する活動をしろという。一応念のため調べてみると「一定地域に居住する住民等を会員として、会員相互の親睦を図り、会員福祉の増進に努力し、関係官公署各種団体との協力推進等を行うことを目的として設立された任意の団体」とある。原則として全世帯(戸)加入の考え方に立ち、地域の諸課題に包括的に関与する任意組織である。

つまりこの人もれっきとした組織の一員だ。

本来ならば自治会から担当者が来て、避難所運営を行うべきなのだろうが、結果的には避難者だけで放っておかれた格好だ。

あのさあ、ただの自治会の一員というだけでなく、ましてや元役職者なのだから、こういう時こそ自治会員の一員でもあるあなたが率先して混乱をおさめ困ってる人たちを助けたら良いのではないか。

避難所はただの教室なので、テレビなどが付いているわけではない。だから台風の情報を取るのは主にスマートフォンになる。教室にコンセントはあるが、使っていいものなのかルールが明確でなかった。学校側はおそらくダメとは言わないだろうが、他にも使いたい利用者はいるはずで、それをどう振り分けていくのか、誰がそれをルール化するのか、そのあたりが問題となる。本来ならば自治会から担当者が来て、避難所運営を行うべきなのだろうが、結果的には避難者だけで放っておかれた格好だ。

じゃあ、お前が避難所運営をやれよ。

学校の防災倉庫には数百食分のレトルトカレーとレンジで温めるごはんが備蓄されているはずである。筆者は毎年の避難訓練時に、それらの在庫を確認している。しかし派遣されている市の職員が訓練時にいつも来ている人と違っており、防災倉庫に何があるのか、全く把握していないようだった。

そこまで知ってるんだったら、まずお前がそのいつもの人とやらに連絡を取り、防災倉庫を開放して避難した人に食料を振る舞ったりしろよ。え、何?お前は何をしていたの?避難者だから?避難者様?お客様ですか?

避難途中にコンビニによっておにぎりを買ってくるというのは非現実的だ。すぐに食べられる食品を家庭で用意できるのも限度がある。カップ麺にしても、お湯がなければ食べられない。避難所にポットぐらいあるだろう、と思われるかもしれないが、それがどこにあるのか、どこで食べていいのか、そうした情報も判然としなかった。こうしたことは、あらかじめ段取りとして決められているわけではなく、誰かスタッフを捕まえて問い合わせた時に、初めて案件として対応が始まる、ということなのだろう。

お前が率先してスタッフとなり案件対応しろ。

なんで自分は逃げるのに必死で何も地域のために貢献できなかったのに、現自治会の対応に対して文句たらたらなんだろう。お前が避難するのに必死なら、みんな逃げるのに必死だよ。こういう時こそ今までの経験を活かし、リーダーシップを発揮して秩序を保てばいいのに。そこまで地域のために貢献して、それでもって現自治会の役員の動きを批判するなら、まだわからんでもない。

お客様じゃないだろ。

自分が出来もしないことを、どうして他人には平気で要求するのだろうか。

ましてや給料が出るわけでもない地域の自主的な組織なのに。

こういう人間こそまさに老害中の老害である。よくこんな記事を平気で書けるな。厚顔無恥も良いところである。

他の記事を見るとさほどおかしなことを書いている様子ではないが、今回のような非常時の局面で内なる老害が表面化し露呈してしまったのであろう。

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