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いわゆる Tumblr の画像をまとめてぶっこ抜きローカルに保存してしまおうというテクニック。世の中にはいろんなツールがあるのだろうけど Automatic Ruby を使えば以下のような簡単なレシピで実現できる。ちなみにこのツール自体の説明は前回の記事に書いた。
- module: SubscriptionFeed
config:
feeds:
- http://reretlet.tumblr.com/rss
- module: StorePermalink
config:
db: tumblr.db
- module: FilterImage
- module: FilterTumblrResize
- module: StoreTargetLink
config:
path: /Users/yourname/Desktop/
interval: 1
このサンプルレシピの例では
1. 落としたい Tumblr のフィードを購読し
2. パーマリンクをデータベースに保存し
3. Tumblr の最大サイズ (HighRes) にサイズを変更し
4. デスクトップに画像を保存する
という一連の処理をプラグインの組み合わせで実現している。
おわかりになるだろうか。このように Tumblr の画像をまとめて保存することができる。あとは自分の好みの Tumblr のフィードをまとめてレシピに記述しサーバーで動かすなどすれば、何もしなくても自動的に画像を保存することができるようになる。
普通にゼロからプログラムを書いても良いのだが Automatic Ruby を使えばプラグインの機構を利用してこのような処理を簡単に書くことができる。開発は急速に進んでいてコミッタも増えた。特にフレームワークのコア部分の大幅な書き換えと、継続的なテスト及びカバレッジに関してはたくさんの人に多大なご協力をいただいた。大いに感謝したい。
アイデアひとつであらゆる自動処理を書くことができ、プラグインで柔軟な機能追加が可能なので、ぜひいろいろなプラグインを作るのにチャレンジして欲しい。プラグインの実装方法は日本語ドキュメントに書かれている。既存のコードを参考に見よう見まねで書いても動くものができあがるはずである。ぜひ色々と試して遊んでみて欲しい。
またフレームワーク本体の開発に協力してくださる方も引き続き募集中である。興味がある方はリポジトリをウォッチしてみて欲しい。