最近量子人狼が話題だ。いろいろ調べているうちにいつもとは異なる役職で遊びたくなった。そこで月下人狼からいくつか引っ張ってきて独自ルールを考えた。コンセプトは敵も味方も強力な役職ばかりにして結果的にバランスを取ろう、だ。

その名も強化人狼。役職は次の通り。

1) 人狼

人狼陣営。
他の人狼を認識でき、夜に人間一人を選んで襲撃できる。

2) 強化人狼 (大狼)

人狼陣営。
他の人狼を認識でき、夜に人間一人を選んで襲撃できる。
占い師が占っても人間と判定される。

3) 占い師

村人陣営。
夜に一人を選択して占い、人間か狼かを判別できる。
見習い占い師が誰かを知っている。

4) 見習い占い師

村人陣営。
占い師が死ぬと次の夜から占い師の能力が備わる。
占い師が誰かを知っている。

5) 狩人

村人陣営。
夜に自分以外の一人を人狼の襲撃から守ることができる。

6) 罠師

村人陣営。
夜に自分以外の一人の家に罠を仕掛けることができる。
罠を仕掛けた家が人狼に襲撃された場合、襲撃は失敗する。
罠を仕掛けた家を狩人が守ろうとした場合、狩人が罠にかかって死ぬ。
狩人が罠にかかりさらにその家を人狼が襲撃した場合、襲撃は成功する。
連続で同じ家に罠を仕掛けることはできない。

7) 病人

村人陣営。
人狼が病人を襲撃した場合、次の夜の人狼の襲撃は体調不良で必ず失敗する。
病人と言うと弱そうだが実際には村人より少し強い。

8) ハムスター人間 (妖狐)

村人でも人狼でもない第三の勢力。村人にも人狼にも含まれない。
人狼に襲われても死なない。
占い師に占われると死ぬ。
占い師や霊能者には村人と判断される。
村人または人狼が勝利条件を満たしたときまだ生存していればハムスター人間陣営の勝利。

人数比は以下の通り。基本は 9 人。
9 人で遊ぶ … 人狼 x2 、他 x1 ずつ
8 人で遊ぶ … 全役職 x1
10 人で遊ぶ … 人狼 x2 、他 x1 ずつ、さらに霊能者を加える

一晩で最大 3 人死ぬ可能性があります。 (人狼の襲撃、狩人が罠で死ぬ、ハムスター人間が呪殺される。) どのような理由で死亡したとしても、翌朝は死亡したことのみが告げられ、理由は明かされません。

人狼の襲撃が失敗するパターンは 4 通りあります。 (狩人が守る、罠師の罠に掛かる、襲った相手がハムスター人間だった、前日の夜に病人を噛んでいた) いずれも襲撃が失敗した (死亡者が 0 であった) ことのみ告げられ、理由は明かされません。

オリジナルとの変更点など

オリジナルでは罠師の罠に掛かると人狼が死にますが、このルールでは襲撃が失敗するだけで死亡はしません。占い師と見習い占い師は互いに相手を認識できるので、共有者にやや近い能力も持っていることになります。

たぶん 9 人のときがバランスが取れていそうな気がします。あとこういう役職も入れたら面白いんじゃねといったアイデアも募集します。検証のために実戦をしたいので知り合い各位はよろしくお願いします。

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