中国は大きい。
たとえば北京から上海まで 1,500 km 近く離れている。いちいち移動も大変だ。ちょっとした作業のために移動するくらいならリモートで作業したほうが良い。
アメリカは大きい。
たとえばニューヨークからシリコンバレーまで 5,000 km くらい距離がある。リモートで会話したり作業したりできなければ話にならない。
一方、日本の場合、東京に人間が一極集中している。
たとえば西の新宿駅から東の東京駅までたった 10 km くらいしかない。離れた別の拠点でも東京メトロか都営地下鉄か JR に乗ればスイーッと目的地に着いてしまう。せいぜい数十分もあれば別の拠点に着くだろう。交通費も 100 円とか 200 円台だ。
環境が全然違うのだ。
東京のような場所では、きちんと設備や環境の整ったオフィス間を移動して目的地で顔を突き合わせながらシゴトを進めたほうが圧倒的に効率が良い。
だいたい薄暗いカフェで作業するのに効率が良いわけがない。
せまっ苦しい土地に無理矢理店舗を構えている上に人口密度も高いので圧倒的な居心地の悪さがある。
東京でもコワーキングスペースがどんどん増えているが、本当にコワーキングスペースなんて必要か。
そんなものに金を使うくらいなら、オフィスでギョームしたらいい。
なんでもかんでも外人に感化されるのをやめろ。