日経平均株価がいつの間にか上昇し高値を更新し続けている。昨日 6 日の終値では 32,500 円を突破していた。そういえば昨年日本株のポートフォリオを掲載してから何も触れていなかったなと振り返り、まずは最新の状況を掲載しておこうと思う。

前回との比較として、まず銀行株がかなり上昇する局面があったため半分ほど利益確定しており、これで今年の収益はある程度確保できた。また鉄鋼株についても割安・高配当ながら業績・配当の継続性に疑義があり半分ほど利益確定している。そのため相対的に卸売業すなわち商社株と、建設業の割合が増加しているように見える。これは全体の比率に変化があったためであり、実際には買い増しはさほど実施していない。商社株についてはご存知の通りバフェットが買い続けているだのなんだので依然として盤石であろう。

このポートフォリオの評価額は日々結構な金額が変動するのだが、含み益は四桁万円単位で配当は三桁万円単位のままだし、いちいち一喜一憂したりするのも無駄であるので、この半年は放置気味だったのだが株高に伴い評価額もしっかり上昇していた。もっとも、日経平均株価がすごく上昇しているように見えるが、実はドル建てで見ると上昇局面と言えども 230 ドル程度であり 2021 年の高値 290 ドル付近にはまだまだ及ばない。このようにドルベースで見ることでまた異なる景色が見えてくる。日本の実力に対する評価の割安さは相変わらずのようなので、このままで良いのだろうなと考えている。したがってこのような掲載記事の回数も減りそうだ。

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