サイクルベースあさひから連絡があり、取り寄せ注文していたエルゴグリップ ERGON GP1 が届いたとのことだった。さっそく ESCAPE R3 を最寄りの店舗に持って行き、グリップの交換を依頼した。 ESCAPE R3 の既定のグリップに不満はないものの、走行距離が 8,000km を超えた結果、だいぶグリップもボロボロになっていたので、前回も書いた通り iruka の新しいグリップと揃えたいと考えていたのである。店のスタッフは迅速に作業を進めてくれ、交換が完了して ERGON GP1 への交換が完了した。

新しいグリップは以前 iruka に取り付けたものとまったく同じモデル・型番だが、車体そのものが異なるため印象が多少異なるのが興味深いところだ。乗車姿勢や体重のかかり方が異なるためだと思うが、いずれにせよ手に吸い付くようにフィットし、乗り心地は大いに改善された。まだ交換したばかりなので、これからしばらく ESCAPE R3 に乗り続けて新しいグリップの評価をしていきたい。

グリップ交換の待ち時間に、サイクルベースあさひの店内を見て回った。多種多様な車種が展示されており、興味をそそられるものがいくつもあった。現在は街乗りに最適な ESCAPE R3 で十分に満足しているが、将来的に買い替えの時期が来たら、グレードの高いクロスバイクに買い替えることを検討するかもしれない。最新の 2024 年モデルの ESCAPE R3 はかなり不評であり、ただの普通のクロスバイクになってしまった感があるのがとても残念だ。これはおそらく、物価高騰の中で価格帯を維持するための措置なのだと思われる。価格帯にこだわりはなく高くなっても構わないので、そうなると必然的に R3 ではなく次は上位のモデルを選択することになる。

上位モデルとしては GIANT ESCAPE RX1 DISC などが挙げられる。この RX1 DISC はコンポーネントに SHIMANO TIAGRA が採用されており、フルカーボンフォークや油圧ディスクブレーキなど、フラットバーロード並みの性能を持っている。それならロードバイクを買えばという意見もあるかもしれないが、今のところは考えていない。まず、ドロップハンドルが見た目からしてあまり好きではないし、安全性の面でも好みではない。それに、ロードバイク特有の服装も好きではない。街乗りが中心で、ロードバイクで走るような場所にも行きたいと思わないため、現時点では自分にとって最適ではないと感じている。 RX1 DISC はオーバースペック気味だが、あくまでクロスバイクの中で最上位モデルとしての選択肢だと考えている。

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