組織というのは、事業継続マネジメントと言って、災害やテロなど万一の緊急事態が発生したときに、人的資源や物的資源の損害を最小限に抑え、事業の復旧や継続をできるように計画を立てる。
パソコンかちゃかちゃ業界においてはコンティンジェンシープランとかディザスタリカバリといった用語でよく知られていると思う。データがロストしたら大変だから、予防措置として遠隔地にデータを保存して二重化しておいたりするのだ。
経営においても、万が一のことがあったら大変だから、人的資源・物的資源を集中して一箇所に配置するのではなく、ある程度の利便性を犠牲にしてでも複数箇所に配置しておくのが大切である。
たとえば、スポーツ選手のチームは遠隔地に移動する際、大事故に備えてふた組に分かれて移動したりする。せめて貴重な作画や資料だけでも分散されていればと思うのだが、ロストしてしまったものはもう遅い。残念である。
(8/1 追記)
サーバーのデータは復旧できたとのことで、何よりである。
