カイシャから支給されているといった理由で、少し型落ちした iPhone を利用することがある。
この少し古い iPhone には Touch ID なる指紋センサーが搭載されており、指紋によってすばやくロックを解除できる。
ところが問題があり、時間が経つとロックが解除しづらくなったりできなくなったりする。
どうやら理論上は不変のはずの人間の指紋というのは、現実には時間と共に変化して認識されなくなってしまうものらしい。
かつてこの問題を回避するために、ひとつの指の指紋を 5 つすべてに登録するという方法をとっていた。
5 つの登録があれば、少しは精度が向上するかと思ったからだ。
しかし最近では別の方法を採用している。
ひとつだけ、指紋を登録するのだ。
指紋が認識されなくなったら、さっさと登録を削除して最新の情報を登録しなおせば良い。
それだけである。