センチュリーの裸族シリーズはどれも手軽で使いやすいのだけど、裸族ではなくこのたび MARSHAL の SATA 専用デュプリケーターを買った。
これは dd コマンド等を利用しなくても本体のボタン 1 つで HDD を丸ごとクローンできるというスグレモノで、単純に SATA 3.5/2.5 HDD スタンドとしても使える。クローンの機能を使えばたとえ暗号化されたファイルシステムであってもそのまま丸ごと複製できてしまう。価格も 6,000 円以下とお安くて良い買い物であった。
このような外見で HDD を昔のフロッピーディスク感覚で手軽に扱えてしまう。
ただこの手の HDD ケース&スタンドには問題点もいくつかあって、特に困るのは smartctl が動作しない。
smartctl 6.5 2016-01-24 r4214 [x86_64-linux-4.4.0-38-generic] (local build)
Copyright (C) 2002-16, Bruce Allen, Christian Franke, www.smartmontools.org
/dev/sdf: Unknown USB bridge [0x152d:0x9561 (0x101)]
Please specify device type with the -d option.
Use smartctl -h to get a usage summary
Copyright (C) 2002-16, Bruce Allen, Christian Franke, www.smartmontools.org
/dev/sdf: Unknown USB bridge [0x152d:0x9561 (0x101)]
Please specify device type with the -d option.
Use smartctl -h to get a usage summary
-d オプションでデバイスタイプを指定せよとのことだが、そもそもクラウド全盛時代とはいっても特にデータのキャパシティを考慮すると物理サーバーはあったほうが良い。
だいぶ昔に格安のサーバーマシンが流行したことがあり自宅に大量に置いていたけどそろそろ邪魔で処分することになった。しかし 2 台程度はこのように残しておくことにした。