最近、日本で働く中国人の技術者と話すことがあるが、優秀な人が多い。
日本人は専門家の水準は高いが、多くはゼネラリストだ。特にエスアイヤーは技術の面ではびっくりするほど水準が低かったりする。そのあたりがインターネットで悪く言われるポイントなのだとは思う。
ただ仕事の本来の目的が金を作るということを考えれば自然なことだ。日本人のゼネラリストはそれ以外の面で強みがあるのだ。技術に関しては外国人に任せれば良い。もちろん会話はできないといけないが、そういったところに日本人の技術者が存在価値を見出す余地があると思う。
日本に来ている彼らはみなエリートなのだ。平気で二ヶ国語、あるいは三ヶ国語を操る。地頭が良いのも当然であろう。
話をしていると、外国人にいつか抜かされてしまうのではないかという気がしてしまう。
ただ、うまく表現できないが、それ以外の強みが日本人にあり、なかなかそうもならないのだと思う。それが何かという点については、もう少し時間をかけて考えてみたい。