真言宗の開祖である弘法大師は、空海として知られている。
彼の説く三密とは、以下の三つの密である。
・手に印を結ぶ身密(仏のシンボル)
・口に真言を唱える口密(仏のコトバ、真言)
・心に本尊を観念する意密(仏の姿を観じる瞑想)
煩悩を抑えただ坐り続ける座禅に対し、行者が人々のために身・口・意のさまざまな形を示すという仏教のスタイルを確立したのである。
なお、観法によって行者の三密と本尊の三密が濃厚接触し、行者と本尊とが互いに感染することを加持と言う。
空海が三密加持をおこなうと、病が治ったり、塩漬けの魚が生き返って海に帰っていったりする。
東京都や日本国政府は三密を避けろと言うが、真言宗では三密でどんどんやっていく。
大仏を建立しましょう。