今月は狂ったように花見しまくった気がする。そもそも今年は桜の開花が早かったため、例年に比べると早めの開花・満開を迎えた。大量の写真を毎回アップロードしているうちにどこへ行ったかわからなくなってしまうので、一旦振り返り備忘として今月の花見まとめを記しておく。一応は時系列に掲載しているので、最初のほうが咲きはじめで最後のほうは散りはじめなのだが、二度訪問している場所もあるのでそのあたりは適当に混ぜてある。

まず印象深かった場所や有名どころから。

湯島天神

まずいきなり桜じゃなくて梅なのだが、梅まつりで有名な東京都文京区湯島の花見スポット。学業にもご利益がありそう。

全体的に人が多すぎて撮影が難しかった。地元や近場の人が多い印象を受けた。

錦糸公園

東京都墨田区錦糸にある公園。墨田区ということもあり近所にお住まいの子連れの家族が多く遊びに来ていた。

上野恩賜公園

まさにド定番とも言える東京都台東区のお花見の名所。観光客が平日でもめちゃくちゃ多い。

花じゃなくて鳥を撮ってるじゃねえか。

靖国神社

東京都千代田区九段北にある招魂社。東京に桜の開花を告げるための気象庁の標本木がある。開花宣言後に実物を見学してみたところ、よく見ないと本当に咲いているのかどうかわからない程度だった。基準としては花が五輪ほど咲いていれば開花ということになるらしい。

その後、再訪したときにはもう結構な咲きっぷりに。

出征を見送る家族の像も桜に覆われている。

さすがに東京の有名お花見スポットの貫禄がある。

汐入公園

ここは知る人ぞ知る、鮮やかなピンクが美しい陽光が大量に咲き乱れる東京都荒川区南千住のお花見スポット。陽光は散る時期が染井吉野などよりやや早めなので間に合って良かった。

今月はいろいろな桜を見たけれども、この隅田川沿いに咲く陽光が一番美しいと感じたかもしれない。色が鮮やかなのが良い。

播磨坂さくら並木

こちらは説明不要、東京都文京区小石川の有名お花見スポットである。茗荷谷と白山の間、植物園の近くにある。

とにかくどこまで行ってもひたすら坂なので平衡感覚が斜めになってくる。もっともそれは播磨坂だけでなく文京区ほぼ全域に言えることなのだが。

地元の人々に愛された場所なのだということを強く感じられるエリアである。

舎人公園

東京都足立区の北端、舎人にある広大な公園。こちらも桜の名所なのだが、この日に限って天気に恵まれず雨が降り始めてしまったのが残念だった。

桜自体は見事なものであり、天気の良い日に再訪してこの広大な公園を堪能したいものだ。

台東区立隅田公園

隅田川を挟んで台東区と墨田区でそれぞれ隅田公園と名乗っている。まずは台東区側。さすがに有名な場所だけあってカップルに親子にと、大勢の人々が来ていた。

花見というのは、花を見るのも良いけれども、花を見て人々が楽しそうにしている姿を眺めるのも良いものだ。ここにいる人の数だけ人生があるのだと感じられる。

墨田区立隅田公園

こちらは墨田区側。

東京ミズマチと名付けられ随分おしゃれになってしまったエリア。

台東区には浅草があるが、墨田区にはスカイツリーがあるのが強い。

日比谷公園

本多静六が設計したという、東京都千代田区の由緒正しき歴史ある公園。

桜だけでなく、公園自体の美しさが素晴らしい。これだけ年月を経ても不変の美を誇るというのは、まさに職人の為せる仕事なのだろう。

千鳥ヶ淵緑道

江戸城の堀。もはや曜日など一切関係なく平日でも外国人観光客が大勢いて、コロナ禍の終息を感じさせた。

さすが皇居周辺だけあって、この上ない景観の美しさと桜の壮麗さが見事であった。ただ人が多すぎて自転車が三輪車並みの速度に。

千鳥ヶ淵といえば舞姫という品種の桜が咲くことでも知られる。

桜だけでなく景観の美しさを含めた眺望全体の評価としては文句なしにナンバーワンではないだろうか。ただ、人が多すぎる。

近くに日本武道館や靖国神社などもあるため場所に恵まれており、さらに皇居乾通り一般公開のため乾門が開いていて、ただただ人が多すぎる。

飛鳥山公園

東京都北区王子にある渋沢栄一で有名な桜の名所。王子といえば渋沢栄一である。

こちらも文句なしの素晴らしい桜であった。残念ながら桜がそろそろ散り始めでところどころ葉桜となりかけていたが、それを差し引いても立派な桜であった。

尾久の原公園

こちらは知る人ぞ知る東京都荒川区東尾久の公園。旭電化尾久工場跡地にできた都立公園で、じゃぶじゃぶ池などもあり夏場も地元の家族連れに人気の場所。

こちらも外周に沿って桜が 170 本ほど植えてあり見どころ満載である。

素盞雄神社

南千住、三ノ輪、町屋など荒川区から台東区にかけての広い氏子地域の鎮守である 1200 年以上の歴史を持つ東京都荒川区南千住の神社。

桃まつりでは 2000 体の雛人形が飾られ、まさに桃花繚乱といった華やかさを誇る。

桜ではなく桃も良いものだ。

谷中霊園

東京都台東区谷中にある墓地。著名人が大量に埋葬されている。

こちらも桜の名所として知られており、さくら通りの名を持つ中央園路は満開の桜で覆われる。

谷中銀座に至る御殿坂も桜が咲いている。

霊園の中も桜。花吹雪がすごい。

その他

その他、別に有名なお花見スポットではないが、都内で印象深かった場所を紹介。

飯田橋サクラテラス

サラリーマンが多い。特徴としてはサラリーマンが多いです。

麻布十番商店街

べつに桜の名所とかではない。でも印象に残ったので一応。写真はパティオ十番の辺りから六本木方面に少し進んだところ。

江岸寺

東京都文京区本駒込にある寺。高林寺の末社である。これらは以前は神田にあったのだが、突然高林寺に清泉が噴出、これを二代将軍徳川秀忠にお茶の水としてどうぞと献上したことから、お茶の水という地名ができたと言われている。

かつてお茶の水にあって文京区に移転したものは実は色々あって、たとえばお茶の水女子大学茗渓会などがある。

駒込富士神社

こちらも知る人ぞ知る東京都文京区本駒込の神社。神社仏閣にはだいたい桜があります。

ちなみに近くにある吉祥寺も桜が美しい。吉祥寺というのはあの吉祥寺の名前の由来になった寺なのですが東京都文京区にあります。吉祥寺に吉祥寺は無い。

亀戸天神社

言わずと知れた東京十社のひとつ。冒頭に掲載した湯島天神と同じく梅まつりをやっている。

梅の時期は桜より早めなので、ひと足お先に春を感じたい人におすすめ。

天気に恵まれたので青空に映える。花の映え具合は天気にかなり影響されるということがわかる。

浅草寺

人多すぎワロタ。

今月は以上です。

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