データの保管場所としては通常ならサーバー上に構築したストレージに保管すれば良いのだが、もっと手軽にデータを追い出せるスペースが欲しいということで外付けのポータブル HDD を検討した。もともと読み取り頻度が低いデータの退避先として Blu-ray ドライブを用意していたが、永久保存するような大切なデータならともかくアクセス頻度・重要度共に低いデータもいちいち 100GB ごとに BD-R XL に書き込むのも面倒だし、ましてやサーバーのストレージを圧迫するのももったいないということで、ポータブル HDD に雑に書き出せば良いじゃんという結論に達したのである。

買ったのは Seagate 外付ハードディスク 5TB Expansion Portable HDD 税込 16,980 円

容量が 5TB もある上に NAS を買うよりもはるかに安い。自宅にはマシンが大量にあるのだがポータブル HDD ならいちいちネットワーク越しに rsync しなくても気軽にマシンにつないでデータを読み書きすることができて便利である。アクセス頻度・重要度共に低いデータの退避先として使っていこうと思う。

原則としてすべてのデータは暗号化するというセキュリティポリシーを採用している。そこで、この大容量ディスクの上に VeraCrypt にてコンテナを作成、システムにコンテナをマウントしてその中にデータを書き込むという運用によってセキュリティを維持することができる。

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