これ。

0 歳児保育を受ける子は「かわいそう」なのか?当事者が事情描く漫画に意見百出

「もう保育園に入れるの?かわいそうね〜」

と言われるこの言葉だ。

まずリンク先の漫画は根本的に勘違いをしている。周囲の言う「子どもがかわいそう」は勝手なイメージにすぎないとか何とか必死に書いてるが、そこじゃねえから。

子がかわいそう、なんじゃなくて、親がかわいそうなの。

乳児のうちは、子どもの成長がとても早く、発達が目まぐるしく変わる。
生まれたてホヤホヤの寝たきり状態から、やがて手足を活発に動かすようになり、指しゃぶりをはじめる子もいる。
さらに首がすわりはじめ、腹ばいで首を上げることができるようになり、おもちゃを握り始める。
やがて、体をねじる動きから寝返りに発展していく。そして寝返りからうつぶせ寝が見られるようになる。
そして、お座りができるようになる。視界が広くなるため興味があるものが増え、そのうち乳歯も生えてくる。
つかまり立ちをしたり、つたい歩きをしたり、感情もどんどん豊かになってくる。

一生の中で二度とこないその瞬間瞬間に立ち会えない親がかわいそうなの。子じゃねえから。

いや別に良いんだよ。それに立ち会えなくてもいいからやりたいことがあるのなら。仕事が好きで大切でかけがえのないものであれば良いんだよ。たとえば人気の漫画家です。わたしの漫画の連載を待っている読者がたくさんいます。赤ちゃんを預けてでも連載を届けたい。なるほど、すばらしい。かっこいいね。子を保育園に預けてでもやり遂げたら良いと思う。

問題なのは、しょうもないカイシャの、そいつがいなくても誰でもできるし、そもそも存在価値すらもあやしい、まったくもって生産性の低いジムショリギョームとかをやるためだけに、そういう大切な時期を保育園に預けるってことだ。

で、大体そんな奴に限って、たとえば台風が来るとかわかっているような日に、やらなくたって大して支障も無いようなギョームのために、入場規制のかかった駅に長蛇の列を作ったりする。給料とかいうべつに高くもないなけなしのカネのために、色々なものを犠牲にしているわけだ。

そういう親が、かわいそうって言われているんだけど、自分のことだって気付くこともできないくらい心が麻痺しているのだろう。そりゃ、かわいそうだ。

もう一度、考えてみてほしい。生まれたての子と一緒にいる二度とやってこない時間を犠牲にしてまで、自分がやっていることに、果たしてどれほどの価値があるのかということを。

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