急速な円高が進んでいる。以下はドル円の日足チャート。
ほんの 2 週間前には 112 円台だったドル円はいまや 105 円台。
この 2 週間で 7 円動いていることになる。
リーマン・ショックは金融システム危機であり震源地は米国および欧州であった。
新型コロナショックは実体経済の危機であり震源地は中国、そして今や日本である。
円高要因には違いがある。
考えてみれば不思議な話だ。
日本の実体経済が危ぶまれているのに、通貨である円は安全資産としてどんどん買われているのだから。
ところで、以下は同じドル円の月足チャートだが、このようにスパンを変えるとだいぶ違う景色が見えてくる。
こういった動きは後々のために記録しておいたほうが良いだろう。