先月末に上級段位に再昇格してから、またひたすら地道に打っているが、ようやく上級での戦いの厳しさをヒシヒシと実感するようになってきた。
まず、幻球争奪戦のコツがわかってきた。マッチングした争奪相手との相対的な順位の上下で球の争奪が決定するので、一位と二位であろうが三位と四位であろうが、とにかく相対的に相手より上位になりさえすれば良い。
そこで以下のような戦略が考えられる。
・守備を重視して相手の放銃を待つ
・直撃を狙う
・親番の重要性が高いのでメリハリのある打牌をする
大物手を狙うより、相手のミスを待ったほうが効率が良いのだ。
ところが、それは相手もわかっているので、このグレードあたりからとにかく相手がミスをしない。
こちらの些細な捨て牌のミス、ちょっとした手順の入れ違いが原因で、わずかの点差で順位に差がつき、貴重な球を奪われてしまうのだ。
自分の場合、勝つときは大物手を連発し派手な点差で勝つのだが、地味な点差で同じだけ負けて、結果的になかなか昇格できない。
これでは意味が無いのだ。
したがって、次のような強化が必要となる。
・ほんのわずかな打牌のミスも許さない完璧な集中力を一貫して保つ
・点数計算、特に安い点での差を完璧に計算し、翻数や符数まで狙った上で捨て牌を決定する
これはなかなかに厳しい道だ。
ひと皮むけて、ホンモノの上級者になるための試練のような気がする。