前回触れた通り、新居へ引越するにあたり、今回は色々と学ぶべきことがあった。引越は単なる別の区への移動だけでなく、新しい生活のスタートであり、事前の準備が新しい住環境での速やかな生活のスタートを左右する。特に重要なのはインフラ整備の確認だ。そこで今回は引越前に注意すべき点を備忘として記録に残しておく。
1) インターネット回線の確認
現代生活においてインターネットは不可欠なものである。最近の多くのマンション等では、あらかじめ光回線事業者が建物全体にサービスを提供していることが多い。このため、新居にインターネットを引く場合、その建物で利用されている業者を利用することが一般的だ。すでにインフラが整っているため、手続きは簡単で、導入にかかるコストも比較的抑えられる。
2) 宅内 LAN 配線の確認
次に、宅内の LAN 配線状況を確認することは非常に重要だ。建物によっては、各部屋まで LAN 配線が完備されていることもあれば、空配管だけが設置されている場合もある。完備されている場合はそのまま利用開始できるが、空配管の場合、自分で業者を選定し、配線工事を行う必要がある。この工事は引越の日程と合わせて計画することが望ましい。
3) 駐車場と駐輪場の確認
最後に、駐車場と駐輪場の確認も忘れてはならない。特に都市部では、マンション内の駐車場や駐輪場が不足している場合が多い。自身のクルマや自転車の置き場が必要な場合、建物内で用意されているもので足りなければ、インターネット上の検索サイトを利用して、近隣のサブリースの駐車場や駐輪場を探し、別途契約する必要がある。
これらの重要なポイントを整理できたことが今回の学びである。引越は煩雑な手続きが多く、準備には時間がかかる。しかし、上記のように重要なインフラの確認を事前にしっかりと行うことで、新生活のスタートをスムーズに切ることができる。引越を検討している人は、これらのポイントをリストアップし、計画的に進めると良い。