ネットで本を予約して近所で本を受け取ったり返却できるようになった。そこで片っ端から読みたい本を探してはネットで予約、週末に受け取って平日どんどん読むという生活をするようになった。

人気がある作者の一人に橘玲氏という作家がいて、彼の主張はブログやネットなどでも読めるし終始一貫していて、多くの人に広く読まれている。

いろいろ賛否両論あることも承知の上で彼の著作をいろいろ読んでみた。「人生は攻略できる」という今年出版された本。論旨はいつも通りで「金融資本」「人的資本」「社会資本」のうち最低ひとつ、できればふたつを手にしましょうとかそんな話。

あまり目新しいことはなくどちらかというと彼の主張の総集編っぽい内容なのだが、自分はとあらためて振り返ってみるとこの三つをバランス良くほどほどに手にしているのではないかと思った。

まあ、幸福というのはいつも砂上の楼閣のようなもので、たまたま遭遇した不運で儚くも散ってしまうものである。

みんながそれをわかっているからこそ、暴走老人がパブリック・エネミーとして扱われるのだろう。感情で考えれば自然なことだ。

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