今回のような波乱相場でも積立投資は着実に根付いているようだ。素晴らしいことだと思う。

だいたい 10 年に 1 度くらいは市場に大きな波乱が訪れるので、このような時でも一切ブレない投資方針を貫き、淡々と同じ行動をし続けることが大切である。そのためには方針を文章に書いて残しておくのが役に立つ。いざというときに方針がブレないようになるためだ。

方針と言っても、人によって資産や収入の大きさや生活を取り巻く様々な事情、家や車やローンや家族の有無、年齢や残された時間など、リスク許容度や考え方はまさに人それぞれ異なることであろう。だから、どのような投資方針が優れているかと言うと、そんなもの人によるとしか言えない。

ただ、方針を書いておけば、いざというときに見直して自分の考えを再確認できる。これは誰にでもオススメである。

そこで自分の投資方針をここに書き記しておこうと思う。
もちろんこれは自分の場合であり、このまま他人に推奨するものではない。お前らはお前らで各自考えてください。

ポジション
・最大のリスクリターンを目指すため、資産は基本的に株式に対してフルインベストメントする
・生活に必要な資金は別管理とし、一定の現金を手元に残す

買い
・余剰資金を利用し、銘柄を毎月ひとつ買い付ける
・タイミング投資を避けるため、予め決めた日に買い付けを実施する
・最低でも 40 銘柄以上に分散投資する
・業種、銘柄の均等分散を目指し、バランスが一定になるようにする
・銘柄選別においては、配当利回り配当性向、配当余力、株価純資産倍率、自己資本利益率、ビジネスモデルの定性評価を主要指標とする
・時系列として過去最低十年の、配当の推移、一株当たり当期純利益の推移、営業・投資・財務キャッシュ・フローの推移を指標とする
理論株価が市場価格より上であることを条件とする
・上記とは別にインデックス型の先進国株式投資信託に対して積立投資を継続する
・つみたて NISA などの有利な税制は満額まで活用する

売り
・理由なき売却は絶対にしない、原則として一生保有する
・売ることがあるとすれば、急な出費や生活資金の枯渇など、どうしても現金が必要になったときのみ

収入の一定割合を投資に回すことのできる現役世代、いわゆる兼業個人投資家は最強だと思う。機関投資家のように時価会計も無いし、時間を味方に付けて余剰資金を延々と投入できる。株価暴落があったからって慌ててリスク資産を売却し現金を確保など一切する必要が無い。

反対に、退職金を元手に投資を始めたような引退世代だとか、他に収入がなく資産を運用するだけの高齢者は不安だろう。まして今回のショックは新型感染症による高齢者の死亡率が高く二重に不安がある。そして、経済に与えるダメージも前例が無いため予測が難しいのだ。

時間を味方に付けることがいかに大切かわかる。資産運用はできるだけ若いうちに開始したほうが良い。

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