光の速度はなぜ有限なのか

本稿は前回の「時間はどこにあり、「いま」はどこで生まれるのか」という話の続きとして、「なぜ光速は有限なのか」という問いから出発し、時間の意味を物理の骨格として整理する。 1. 問いの出発点:なぜ光速は有限なのか 直感的に … 続きを読む

時間はどこにあり、「いま」はどこで生まれるのか

本稿は、光速制限・光の定義・相対論的時間・時間の矢・現在意識・主体・自我までを、一つの連続した構造として整理する。 1. 質量をもつ物質は光より速く動けるか 特殊相対性理論の枠内では、質量をもつ物質が真空中で光速 c を … 続きを読む

記述と説明の限界について

物理学と哲学は、しばしば「理系/文系」という区分で対置される。しかし、両者が直面している未解明さの性質を整理すると、その区分は本質的ではない。むしろ両者は、記述と説明の限界という共通の問題に、それぞれ異なる立場から向き合 … 続きを読む

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レプトンの世代構造は、空間ではなく時間方向の構造が投影された結果か

前提:本稿は、昨日書いた「粒子と時空は本当に『そこにある』のか」の続きとして、「電子・ミュー粒子・タウ粒子」と「各ニュートリノ」を、標準模型の範囲で整理する。あわせて、現時点で説明がついていない領域について、最小限の仮説 … 続きを読む

粒子と時空は本当に「そこにある」のか

今回は、素粒子・時空・ブラックホールという一見別々に見える話題を、読者が途中で置き去りにならない順序でつなぎ直し、最後に「時空は実体なのか、それとも情報と量子状態の関係から立ち上がる有効な記述層なのか」という仮説を検討す … 続きを読む

AI の知能指数はいくつなのか

前回、WAIS™-IV の結果を読み直すことで、数値そのものよりも「自身がどの条件で力が出やすく、どの条件で負荷がかかりやすいか」を整理した。今回は視点を変え、日常的に使っている AI(ChatGPT 5. … 続きを読む

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WAIS-IV の結果を読み直す

いまから 3 年ほど前、WAIS™-IV の結果を掲載した。社会復帰してからようやく今年を納め、振り返ると論理的思考や議論を求められる場面が非常に多かった。そこで今回はあらためて内容を整理し、自己理解を促進 … 続きを読む

自身の思想に対する批判的観点の整理

以下は、以前に提示した「キルケゴールと私の思想について」に対する、私自身による批判的観点の整理である。ここで示す批判は、それ自体が正しいから意味を持つのではない。これらは、あくまで私の思考が自己点検として機能し続ける限り … 続きを読む

暇つぶしの思索が、哲学として機能するとき

哲学とは、頭のいい暇人が、答えの出ない問いを延々と考え続けた結果生まれたもの―― そう言ってしまえば、たしかに一面では当たっている。人は、生きるだけで精一杯の状況では、「なぜ自分は自分なのか」などと考えていられない。哲学 … 続きを読む