東京都で緊急事態宣言が解除されたということもあり、この 4 月からずっと今流行りのテレワークをしていたが、夕方からチラッと社に顔を出してみた。およそ 2 ヶ月ぶりの出社である。

久しぶりに外出してみると、桜の季節はとうに過ぎ、一足早めの夏が訪れていた。

ドン底まで落ち込んでいた株価も、収束後の世界を先取りして結構な水準まで回復してしまっている。もう少し低迷期が長続きしてほしいと思っていたのに、予想通りあっという間に戻ってしまっている

あらためて実感したのが、カイシャという場所はクソほどに生産性が低く、自宅のほうがはるかに生産性が高いということだ。おそらくもう朝から丸一日ずっと出社することはないだろう。

生産性の比較みたいなのは、世の多くの人が書いているだろうから、あえてここでは書かない。
どうしても対面でおこなう必要があること以外は、わざわざ出社してやらなくていい。ただ、それだけだ。

自分にとってカイシャというのは、開発用の機器を設置しておくいわばマシンルームであって、電源とネットワークが供給されマシンが安定的に稼働していればそれで良い場所となった。
社が移転しても関係ない。どうせ出社しないのだから。

思えばこれもウイルスの恩恵である。
すさまじい勢いで世直しがおこなわれた。
昨年まで、長いことカイシャというものに毎日通うのが、サラリーマンの宿命のようなものであった。
それがどうだろう。業種にもよるだろうが日本のありとあらゆるカイシャがテレワークへと移行していった。これを世直しと呼ばずして何と呼ぶというのか。

もちろん流行りのウイルスで困っている人もいるだろうが、これだけの破壊的イノベーションを世にもたらしたのであるから、世直しウイルスと命名したい。
創造には破壊がつきものである。犠牲を伴うこともあるだろう。

自分が被害にあっていないから言えることではあるが、世直しウイルスに圧倒的感謝である。

大仏を建立しましょう

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