三國志Ⅴでは以前にも書いた通り遺恨を持つ将を残したらクリアできないという縛りでプレイしている。遺恨を回避する方法としては遺恨フラグが立つシチュエーションである敵の駆虎呑狼の計によって内紛が発生し将が逃亡する、戦後処理での解放にて帰るべき土地がない将を殺さずに逃がす、在野放浪中の将による一騎打ちの申し出を拒否するなどを避けることが挙げられるが、アイテムを没収した場合も在野に下ってしまうことがある。この場合、ほぼ確実に遺恨フラグが立つため登用不可能になってしまう。大勢力になっていると遺恨を持ったまま将が自国領を放浪し続けるため、クリア不可能になってしまう。
このアイテム没収による遺恨フラグを回避する方法としては、仙人からのアイテム回収方法と同様、兵を 1 だけ持たせて敵勢力に捕縛させる方法があることについては以前に述べた。ただ有能な将を捕縛させるのは敵に殺害されてしまうリスクもあり、セーブ・ロードの試行も禁止という縛りの中では、素直にアイテムの没収をあきらめたほうが安牌であると書いたが、どうやら安全にアイテムを没収する方法があるようなのでここに記しておく。
手順は次の通りである。
1) 敵と隣接していない後方都市にアイテム没収対象の将を配置する。
2) 将を太守に任命する。
3) アイテムを没収する。
4) 即座に他の将を太守に任命する。
アイテムを没収したとき、どうやら太守であれば在野に下ってしまうことが無いようだ。
例を挙げて説明しよう。甘寧は曹操と相性値がかなり離れており、しかも義理も 9 と低めであるため、普通にアイテムを没収したら下野してしまう確率が高い。
そこで甘寧を敵勢力と隣接していない後方都市に配置する。そして太守に任命した上でアイテムを没収するのだ。
今回の例では忠誠度が 50 台と非常に低い状態となってしまうが、太守なので在野に下ることがない。
敵勢力は人材引き抜きを隣接都市に対してしか仕掛けてこないため、忠誠度が下がった将を敵勢力に引き抜かれることもないのである。また太守に任命してアイテム没収してから即座に太守を交代することで謀反を起こされることもない。あとは褒美にて金を与えて忠誠度を 100 まで戻せばアイテム没収は完了である。このようにすれば、対象の将が出奔して遺恨フラグを立てることもなく、安全にアイテムを没収することができるというわけである。
(2022/1/9 追記)
この方法には注意事項があり、没収した将を修行に出す必要がある。
詳しくは遺恨フラグを立てずに安全にアイテムを没収する方法の注意点の記事にて解説する。