ジムに入会して筋トレをするようになってだいぶ体力も向上し、トレーニングマシンのウエイトも最初の頃の 2 倍程度にまで達し、クロスバイクで都内を長距離巡回するのも特に何も意識せず走れるようになった。それはそれで良いのだが、代わりにワークアウトアプリなどで Apple Watch を酷使するようになってしまった。いま持っている Apple Watch Series 7 は購入から 1 年半近く経過していることもあり、ワークアウトアプリを起動したまま都内のあちこちを移動しているとついに 1 日バッテリーが持たなくなってきてしまった。この場合、様々な記録が途中で途絶えてしまうので問題である。

そこでひとつ考えたのは旧式の Apple Watch Series 3 をサブとして持ち歩くという手段である。ただこれは時代が古いため最新の Watch OS 9 に対応しておらず前バージョンの Watch OS 8 で留まっている。またそもそも Apple Watch が複数あったところでワークアウトを途中で引き継ぐこともできない。複数持ち歩くのは非常時の備えとしては十分に有効ではあるのだが最初から Apple Watch 複数を前提に利用するのはあまりスマートではない。そこで Apple Watch の基本的な設定をあらためて見直し整理することにした。ここでは必須とも言える各種設定を備忘を兼ねてまとめておく。

<自動切替>
iPhone - すべての Watch - 自動切替 をオンにする。
複数の Apple Watch がある場合、新しい時計を腕に装着するだけで自動的に切り替わってくれるので必須設定である。

<ワークアウト>
設定 - ワークアウト - 低電力モード をオンにする。
これでバッテリーが長持ちする。心拍数や位置情報などは引き続き測定される。
代わりに「常にオン」の画面表示、心拍数の通知などの機能が使えなくなるが、あまり問題は無い。
それ以外に以下の設定も推奨である。
・自動一時停止:オンにする。ワークアウトの一時停止忘れ、再開忘れを防止する。
・ワークアウトの開始を通知:オフにする。不要である。
・ワークアウトの停止を通知:オフにする。不要である。
・押して一時停止:オフにする。誤操作による一時停止を防止する。
・フィットネス機器を検出:オフにする。不要である。
・音声フィードバック:オフにする。不要である。

<App 表示>
・リスト表示にする。

<Dock>
・よく使う項目を選択する。

<一般>
・App のバッググラウンド更新:すべてオフにするか、不要なアプリのみオフにする。

<画面表示と明るさ>
・明るさ:半分程度に設定することで、省電力に寄与する。

<アクセシビリティ>
視差効果を減らす:オンにする
それ以外にも不要な機能をすべてオフにする。

<緊急 SOS>
不要な機能をすべてオフにする。

<App Store>
・自動ダウンロード:オフにする。

<通知>
アクティビティについて以下の設定をする。
・デイリーコーチング:オフにする。
・ゴール達成:オフにする。

<その他>
Apple Watch 上の不要なアプリは徹底的に除去する。アプリを減らし、リスト表示にして、視差効果を減らすことで、一覧性が向上し操作しやすくなる。
またワークアウトの種目も可能な限り減らすべきである。 Watch OS 8 までの場合、ワークアウト表示を選択することでさらに各競技の表示項目も編集できる。 Watch OS 9 以降では縦にスワイプすることで項目を切り替えるように UI が変化したため編集はできなくなってしまった。

以上です。

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