三國志Ⅴにおける占卜はメリットもデメリットもある。占卜や幸運スキルのメリット・デメリットについては以前にまとめてある

ここで占卜をやったほうがいいのか問題がある。今回は侵攻時と防衛時に分けて、占卜をやるべきかどうかを考えてみたい。

<侵攻時>
まず侵攻のスタート時点では城をひとつも占拠していない。このとき城全部火計が発動したとしても味方に被害は無く、反対に敵部隊には損害を与えることができる。また激励スキル持ちを行軍させることで士気低下はすぐに回復できるため、デメリットがあるのは誰かに落雷と寿命変動によって味方の寿命が低下する場合である。これらは低確率であるし、寿命減少は内部値の 1 ポイントの変動でありゲーム全体ではそこまで影響を与えないことから、占卜は積極的に仕掛けるべきであると言えるであろう。占卜スキル持ちが他のスキル、例えば治療や激励、挑発速攻、天変など他のスキルを使う役割を兼務していないのであれば体力の続く限り占卜を放ってしまって構わない。他の役割も兼務している場合はそれらのスキル 1 回分は残しておいたほうが良いだろう。

<防衛時>
防衛の際は基本的に敵の勢力が多く味方が劣勢の場合である。そこで占卜による運頼みに頼りたくなるのは心情としてはわかる。また敵将退却は防衛時には侵攻側の部隊が退却する可能性があるため、侵攻時には敵の援軍退却しか無いのと比較するとメリットがある。ただ防衛時に味方に落雷が発生すると勝てるはずの戦いが勝てなくなったりする。そこで防衛時の占卜はよく状況を考えて使う必要がある。味方の援軍によって防衛を成功する可能性がある場合、占卜はあえて利用しないという判断も時には必要になってくる。もちろん場を荒らす目的で占卜を使うことで戦況が有利になることもある。

なお味方の援軍をアテにする場合、攻防の初期配置がどれくらい距離が離れているか、侵攻側と防衛側の間に河川や橋、狭い峡谷、伏兵を仕掛けやすい森林など迎撃しやすいポイントがあるかなど地形も考慮に入れる必要がある。

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