何度も書いている通り、三國志Ⅴでは移動しながら攻撃ができる弓神・騎射の能力は本作において非常に強力なスキルである。

弓神が使える将としては以下である。

夏侯淵、黄忠、太史慈、呂布

このうち特に夏侯淵、黄忠、呂布の 3 人は雁行の陣と遠矢・応射など弓関係のスキルが充実しており、最強武将候補の一角を成している。

騎射が使える将としては以下である。

夏侯覇、韓徳、曹純、劉豹、関銀屏、趙雲、張氏、韓当、薛瑩、董卓、高覧、蹋頓、公孫越、公孫瓚、公孫続、公孫範、鄒丹、閻行、馬雲騄、馬超、馬鉄、馬騰、越吉、俄何焼戈、軻比能、徹里吉、迷当大王

このうちさらに弓に適した雁行の陣を既定で持つ将は薛瑩と馬騰の 2 人であり、薛瑩は武力が 14 と低いことから実質的には馬騰のみとなる。ただ包囲効果を最大限に発揮するために、騎射を使える将で敵陣の正面・横を包囲しながら射撃し、最後に速攻・突撃を使える部隊で背面から叩くといった戦術に寄与することができることから、騎射を使える将は貴重であると言える。

このようにただでさえ移動遠隔攻撃を実行することが可能な騎射スキルは所持する将が少なく貴重であるため、アイテムを利用してでも手に入れたいところである。だがアイテムにも限りがあり、どのアイテムをどの将に下賜するかは悩ましいところである。弓神を使える宝雕弓、騎射を使える李広の弓と赤兎馬は、できれば火矢・遠矢・応射が使える将に持たせたい。赤兎馬を関羽に与えてしまうのは勿体ない理由である。

火矢・遠矢・応射が使え、弓神・騎射を持たない将は以下である。

夏侯和、曹洪、曹丕、厳顔、曹性、波才

夏侯和、曹洪、曹丕、曹性の 4 人は雁行の陣を使えるため、騎射スキルを付与するアイテムを持たせるのに向いている。なお夏侯和はアイテム授与で軍師の資格を得ることも可能であるため、主要な将が世を去った後のシナリオにおいては育成するのも一考の余地がある。

また遠矢スキルと雁行の陣だけでも十分な役割を果たすことができる。この条件を満たし、なおかつ弓神・騎射を持たない将は以下である。

衛瓘、夏侯和、曹洪、曹節、曹操、曹丕、夏侯氏、姜維、黄蓋、徐氏、孫尚香、曹性、袁紹、董承、関靖、陳紀、樊氏

このうち曹操と姜維は能力も高く速攻も使え、軍師の資格を持つため陣形の即時変更も可能であるので、やはり騎射スキルを追加する候補となるだろう。また火神と火矢の両方を使える将としては黄蓋、周瑜、陸遜がいるため、火矢による延焼効果を最大限に発揮するために彼らに騎射スキルを持たせるのも面白い。

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