三國志Ⅴでは本来、どんなに優秀な人物も凡庸な人物も等しく特殊能力を 6 つだけ習得するというルールがあるが、これに加えアイテムによっても特殊能力を追加することができる。シナリオに未登場のアイテムは住民からの献上、商人からの訪問販売、巡察や修行中のイベントなどで入手できるが、統一までに必ず登場するとは限らない。そのためすべてのメインシナリオに必ず登場する、いわゆる確実に入手できるアイテムのみでスキル構成を考える話を以前書いた。今回はあらためて、すべてのアイテムが入手可能であると仮定して、アイテムのみでどこまで特殊能力を得られるのかを整理してみたい。

まず考える前に重複や上位互換について理解しておきたい。たとえば遁甲天書(幻術)、太平要術の書(妖術)の 2 つは、基本的に幻術は妖術の上位スキルであり、幻術を使えるなら妖術は使うことはまず無いだろう。また孟徳新書(沈着)は孫子の兵法書(反計・沈着・水神)と重複しており孫子の兵法書があれば孟徳新書は無くても良い。他にも赤兎馬(速攻・強行・騎射)は名馬の最上位でありこれがあれば他の馬は不要になる。このように重複や上位互換を整理すると、以下のアイテムの組み合わせが最強になる。重複する項目は省いている。

・倚天の剣(武力 +12)
・宝雕弓(弓神)
・李広の弓(応射)
・養由基の弓(遠矢・乱射)
・赤兎馬(速攻・強行)
・遁甲天書(幻術)
・太平清領道(仙術)
・山海経(天変・占ト)
・孫子の兵法書(反計・沈着・水神)
・墨子(落石)
・三略(混乱)
・呉子(水計・同討)
・皆伝の書(全陣形習得)
・玉璽(魅力 100)

このことから、すべてのアイテムを入手できるとなると、以下の 17 のスキルが人物の元の特殊能力以外に備わる。
弓神・応射・遠矢・乱射・速攻・強行・幻術・仙術・天変・占ト・反計・沈着・水神・落石・混乱・水計・同討

また能力値も上に書いた通り武力は +12 、知力と政治もアイテムで上乗せされ、君主であれば玉璽で魅力 100 となる。このうち孫子の兵法書赤兎馬倚天の剣皆伝の書などは配下に授与したほうが良いかもしれないが、仮にそうしたとしても孟徳新書(沈着)や四輪車(退却確実)で代用したなら弓神・応射・遠矢・乱射・幻術・仙術・天変・占ト・沈着の 9 つのスキルは残る。以前にも書いた通り君主はその立場上、アイテムの倉庫役となるため、配下に授与しない限りこれらのスキルを備えることができるというわけである。いずれも非常に強力なスキルであり、これらすべてを備えたとすればたとえ元は凡庸な人物でも超一流の戦力として投入することができるようになる。

すなわちアイテムの倉庫役である君主には最終的にこれらのスキルが備わるのだし、これは君主の代替わりが発生してもそのまま後継者に引き継がれる。またアイテム倉庫役である君主が敵に捕縛されると敗北となるだけではなく君主のアイテムがすべて奪われてしまうので、親征をする際には絶対に君主を撃破されてはならないというリスクがつきまとうことが理解できる。

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