孫権領の廬江江夏長沙を攻め落とし孫権が守る呉の地を陸軍中心で攻略するシリーズの第四弾で今回は江東の要衝・予章を攻略する。予章に対しては長沙から曹操自ら率いる本軍が出征、廬江から趙雲率いる部隊が挟撃する。江夏や江陵からの侵攻だと江水中流の彭蠡沢に進路を阻まれ無理に水域を渡ろうとしても孫権軍の水軍に壊滅させられ赤壁の戦いの二の舞となってしまう。長沙からの出撃であれば柴桑まで陸続きで進軍することができる。

彭沢県を攻める部隊は廬江から出撃。これにより東西の部隊が長江の南岸伝いに攻めることができ、大沼沢を迂回することができるのである。なおこの予章は江夏の場合と異なり必ずしも挟撃しなくとも長沙から全軍出撃しても攻め落とすことが可能である。

本軍は曹操、姜維、司馬懿父子、諸葛亮、鄧艾らといった(曹操だけに)錚々たる面子。曹操軍の最大の強みは分厚い軍師集団の層にある。

趙雲の他に将軍の実戦育成も兼ねて満寵文聘といった魏の水軍使いも従軍させる。

長沙からの部隊はマップ西側の陸上に布陣する。

廬江からの部隊はマップ東側の陸上に布陣。これにより陸路からの挟撃が可能となる。

満寵・文聘といった水計が使える将を配置することにより、こちらも水計による牽制が可能となる。孫権軍と言えど全員が水神持ちではないため、迂闊に近づけばこちらの水計の範囲内となってしまうので敵に対する牽制として有効に機能するのである。

孫権軍は本営目掛けて水軍で襲いかかってくる。本軍の方に水計持ちを配備しても面白い。

敵の水神持ちの防御を無効化するため諸葛亮の天変スキルで天候を晴天にしてしまう。

陸上で敵の迎撃部隊を殲滅する。味方の部隊を水辺に隣接させて配置していると敵の強力な水軍の直接攻撃を受けてしまうため、敵を誘き寄せて上陸させてから包囲できるよう少し内陸側に引いた形で待ち受けると良い。

彭沢県を守備する甘寧の最大射程が 2 であるため、敵の射程圏外から無傷のまま攻撃を継続することができる。なお長沙から彭沢県を攻める場合は河を跨いで弓矢を浴びせ続けることになる。

満寵は平地・山岳・水上すべてに対応した陣形を持つ将であり、なおかつ経験値 36000 で陣立スキルを使えるようになる。ここまで育てると戦況にあわせて長蛇・走舸の陣で陽動したり、同一ターン内でスキを見せずに水軍・陸軍を編成し直したり、機動力の高い陣形で移動しつつ次のターンで偃月の陣による突撃をするなど、柔軟な運用が可能となる。

曹操の幻術、司馬懿の妖術などで敵の大軍を殲滅していく。

諸葛亮の占卜スキルはこちらも固有のセリフが用意されている。

敵部隊の陣形が味方の将の未習得の陣形であった場合、撃破成功した将が陣形を習得する可能性がある。曹操軍のように水軍の少ない陣営でも地上から敵の水軍部隊を撃破することで楼船・走舸の陣を習得できるので、孫権軍と連戦するうちにいつのまにか味方陣営にも水軍を使える将が増えていくというわけである。これら水軍を習得した将は後の建業や鄱陽の攻略の際に大いに活躍してもらうことになる。

水軍が使えるからと迂闊に水上を通過しようとすると敵の水軍部隊に攻撃されてしまう。水上を移動する際は敵部隊の可動範囲をよく調べて攻撃を受けない範囲を行軍することが必要である。

岸で敵部隊と接敵したなら撃破するチャンスである。幻術のような強力な攻撃を利用して陸軍に撃破させよう。

撃破に成功すると味方が楼船・走舸の陣をどんどん習得していく。こうして水軍を使える者を一人でも増やしていくことが対孫呉戦において重要である。

南岸にある南昌県を水軍なしで攻めるのはかなり難しい。まずは遠矢スキル持ちなど射程の長い攻撃をできる部隊で遠距離攻撃を仕掛け兵数を減らしていく。

地上の味方部隊と敵の水軍部隊の戦いになりやすいので、様々な手段を用いて部隊殲滅を狙っていくのが基本的な戦い方である。

射程 4 の攻撃であれば南昌県に籠城する部隊まで届く。

対水軍で注意すべきは干粮の守りである。基本的に陸路を通るこちらの軍と異なり敵は水上を移動できるため、兵站を疎かにすると干粮を奪われてしまうことに注意が必要である。今回は司馬懿や姜維の落穴スキルで罠を張り、また司馬懿はたとえ攻めていても速攻と長蛇の陣が使えるため移動も速くすぐに戻ってくることができる。

趙雲はずっと甘寧に矢を浴びせ続ける。これにより敵の兵数は少しづつであるが安全確実に減らしていくことができる。

干粮奪取を諦めた敵の部隊を司馬師が追撃し撃破を狙う。

兵站を狙う敵部隊が居なくなれば司馬懿も長蛇の陣ですぐに激戦地帯へ戻ってくることができる。兵站のために部隊をひとつ置き駒にしてしまうのは戦力の無駄であり勿体ないので、敵の動きをよく見ながら足の速い部隊がいつでも戻れるように牽制しつつ全軍で攻め続けるのが良いだろう。

甘寧の部隊がたまりかねて移動を開始した。ここは城を占拠しつつ追撃をかけるチャンスである。

本来なら趙雲の偃月の陣による通常攻撃を仕掛け大きな打撃を与えるべきところであるが、ここはあえて一騎打ちを申し込んでみた。

甘寧が応戦する。

趙雲は勇名 10000 かつ青紅の剣により武力が 109 となっている。実は趙雲は一騎打ちの際は内部的に武力が +5 補正されるためここでは実際には武力 114 の扱いとなっている。一騎打ちの際に内部的に武力が補正される将は他にも呂布黄忠などがいる。

趙雲・甘寧共に一騎打ちで使用できる固有の隠し必殺技を持つ。他に関羽・張飛などが隠し必殺技を持っている。

隠し必殺技が見られることを期待したが今回は特にそのようなことはなく、趙雲の辛勝で終わった。

なお一騎打ちでの勝利でも部隊撃破の扱いとなり敵の陣形を習得する可能性がある。

彭沢県が落ちれば渡河して残る南昌県に全軍を進軍させることができる。ここを守備する周泰の逃亡を阻止するため曹丕の挑発スキルで足止めを狙うが今回は失敗に終わった。

周泰が退却し、こうして予章も陥落することとなった。

予章が落ちれば袋小路となった鄱陽と廬陵に敵将を追い詰めることができる。孫権軍の有力な将が降伏した場合は味方の水軍部隊として運用し今度は曹操軍の将として今後の侵攻に参戦してもらうことも期待できる。

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