前々回孫権領の要諦である廬江を攻め落とし、前回は江夏を東西から挟撃して陥落させた。今回は孫権が割拠する江東の地を陸軍中心で攻略する第三弾として長沙への侵攻を狙う。長沙の地形の特徴として湘水と資水という大きな河川が存在し、江陵・武陵・零陵といった西からの侵攻においてはまず資水を渡河する必要があり、江夏・予章といった東からの侵攻においては湘水を渡河する必要がある。ただし南に位置する桂陽からの侵攻においては南東陸部に布陣するため、ここから陸路を伝った侵攻が可能となる。北岸の臨湘県に対しては渡河が必要だが、これはすなわち桂陽と江夏の二方面から挟撃することで陸軍のみで攻略できるということを意味する。ただし桂陽から長沙に攻め入るためには、武陵・零陵・桂陽の荊州南部を平定する必要がある。幸いなことに北の洞庭湖へと続く湘水には渡河ポイントが多数あるため、江夏から強引に全軍進撃したとしてもマップ東端などを錐行の陣と速攻を使える将で半ば強引に渡ってしまうことも可能ではある。ただ水軍の餌食になる可能性があり、そもそも陸路を中心に攻めることがテーマであるため、武陵から零陵・桂陽を落としてあくまで陸路にて長沙を攻略していく。

荊州南部を平定することで関羽に提案された目標を達成することができそうである。三連戦するので若い将軍に実戦経験を積ませ育成する機会にもなるだろう。三国鼎立シナリオでは魏の武帝・曹操は寿命を目前に控えていることもあり、曹操の太子である曹丕にアイテム青嚢書赤兎馬を与え戦場に駆り出す。曹丕は能力値は平凡ながら激励スキルと遠矢・火矢・応射といったアーチャー向けのスキル、さらに雁行・八卦の陣を備えている。これに治療スキルを利用可能な青嚢書を与えることで王異と同じ鶴翼の陣持ちの負傷兵・士気回復要員という役割を与えることができるのである。また赤兎馬によって速攻・強行・騎射が使えるため、戦場を自在に動き回りながら射程 4 の火矢を浴びせ、また応射スキルもあるため敵もなかなか曹丕に対して遠距離攻撃を仕掛けづらくなる。八卦の陣で敵の突撃を防ぐ盾役にもなるし、錐行の陣と速攻スキルで陽動や強行突破、鶴翼の陣でスキル連発、挑発や同討スキルも有用なため、死にスキルがひとつもなく支援役として大変優秀である。

青嚢書を持った将の役割として、重要な将が病に倒れたときにその都市へ移動することで、次のターンに全快するという動きもすることがある。このとき第一線級の将が青嚢書を持ってしまうと戦線離脱した際の影響が大きくなってしまう。そこで曹丕であれば戦線離脱しても他に同じ役割の王異がまだ居るし、曹操の血縁だから後方都市の太守にも向いているため、このような治療役としての役割にも適任なのである。赤兎馬については物語では呂布・関羽のアイテムであるが、実はこの二人とも赤兎馬持ちには向いていない。呂布は騎射と弓神が重複するため無駄があるし、関羽は雁行の陣と陣立スキルがあるものの遠矢・火矢といったアーチャー向けのスキルが何も無いうえ、高い武力・勇名と密集の陣を持つため大抵の場合弓など射たずに速攻で直接殴りに行ったほうが強い。そこで曹操が呂布や関羽を登用できた場合、赤兎馬の代わりに速攻スキルのみ使える爪黄飛電あたりを与えたほうが彼らには向いているのである。赤兎馬のような騎射スキルが身に付くアイテムは、なるべく遠矢・火矢などのスキルを有する将に持たせたほうが良い。

さて話はだいぶ逸れたがまずは武陵から陸路を通って零陵への侵攻である。零陵県を守備するのは鉄の防御力を誇る周泰である。防御力が上昇する鉄壁・水神スキルを持ち無双スキルもあるため包囲してもなかなか兵を減らせない。さらに威風スキルもあるため射程 2 圏内に近づいた部隊の兵数・士気を下げられてしまう。幸いなことに周泰は射程 3 以上の攻撃を繰り出せないため敵の攻撃範囲外から弓矢でチクチク削り続ければ兵数は地味に減っていく。しかし時間がかかると対岸から敵の軍が押し寄せてくるため、河川を挟んでのにらみ合いが起きてしまう。こちらが水に進出すればたちまち敵の水計を連発され壊滅してしまうし、かといって敵側も河岸から弓矢を射掛けられれば被害は少なくないだろう。

CPU のアルゴリズムはあまり賢くなく、城が残りひとつになってしまうと後退して最後の城の周りを防衛するために固まってしまう。水計を仕掛ける部隊が居なくなればこの程度の河なら安全に渡ることができる。もし対人戦があるのなら敵は水計狙いで河川沿いから動かないだろうから、その場合は北東から渡河して陸路を伝って挟撃するのが良いだろう。また先に長沙を制圧していた場合、長沙から進軍すれば初手からマップ南東部すなわち対岸の陸地に布陣できる。

こうして零陵を落とした次は桂陽の攻略である。長沙へ侵攻するための重要な足掛かりとなる地である。三國志Ⅴでは交州が中華大陸として扱われず登場しないため、桂陽は南端の都市のひとつである。

この桂陽は錐行の陣と速攻スキルを使える将を南西に進軍させ、城を落としたら山間を走破して合流するという攻め方が理想的である。東西共に道が狭くて攻めづらく、梃子摺っている間に敵の援軍が到着してしまう。

前回、楼船の陣を習得した馬超に東西遊撃の役割を与えた。敵の増援が来てもこちらも馬超が駆けつけてくるため、これで陸地での総力戦である。

陸戦となればあとは定石通りに方円の陣でを作って各個撃破していく。これで桂陽も陥落である。

長くなったがこうして桂陽も支配し、ようやく長沙攻略の準備が整った。まず曹操自ら率いる本軍は桂陽に進駐し北への侵攻を狙う。ここで注意すべきは前線がかなり長く伸びてしまうため後方の守りが手薄になりがちなことである。ただ万が一侵攻されたならば都市防衛して敵を撃退するチャンスでもある。迎撃できるだけの戦力は残しておくようにしよう。

江夏からの挟撃部隊は前回同様、錐行の陣と速攻スキルを使える張遼が率いる。張遼は曹操軍では水軍を使える数少ない有力な将軍である。

今回は水軍を使える諸葛亮と関羽も居るため彼らも従軍する。仮に水軍が使える将が誰も居なかったとしても足が速ければ河川を 1 ターンで渡河できるため速攻持ちを選抜して江夏から侵攻させると良いだろう。

桂陽から侵攻するとマップ南東部に布陣する。ここから陸路を伝って進軍していく。

江夏からの部隊はマップ北東部に布陣する。二方面からの侵攻が実現した時点で、あとは曹操陣営の得意とする陸戦なのであるから勝利は確定したも同然である。

まずは電撃作戦で臨湘県を制圧する。

そして迎撃部隊をいつも通り各個撃破する。湘南県を守備するのはまたしてもカチカチの防御力に定評のある周泰。

江夏攻略と同様、北岸を制圧した部隊は基本的に任務完了となる。そこで壁を作った上で敵の水軍による攻撃を避けながら安全に南岸へ渡河してしまう。

とどめは司馬師の突撃で湘南県を陥落させた。

残る衡陽県へ全軍進撃する。迎撃部隊に対しては挑発や伏兵などで無力化し、混乱させて包囲突撃して殲滅する。

こうして長沙を攻略することができ、荊州南部を平定すると共に、評定で掲げた目標も達成することができた。

次回は江東の要衝・予章の攻略である。

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